公正証書遺言

公正証書遺言とは、自分が伝えた内容を公証人に遺言のかたちに直してもらい、作成する遺言の形式です。公証人に依頼することから、公証役場の手数料など費用がかかる遺言の方法ではありますが、自筆証書遺言や秘密証書遺言のように検認を行なってもらう必要がなく、法的なミスや不備の可能性も全くないため、もっとも安全な遺言の方法です。公証役場で公正証書遺言を作成する際には、証人2人以上の立ち合いのもと希望する遺言内容を口述し、公証人に遺言の形式に直して記載してもらいます。すべての内容を記載し終えると、公証人が証人と遺言者(遺言を遺す人)に確認をとり、内容が正しく記載されていれば署名捺印を行ないます。なお、公正証書遺言は全部で3通作成され、1通は遺言者が保管し、残りは公証人役場と公正証書倉庫に保管されます。
司法書士法人アンジュでは、相続や遺言でお困りの皆様のお手伝いを通して、新しい一歩を早く踏み出せるように支援させていただきます。東京都千代田区、世田谷区、大田区、杉並区をはじめとした1都3県の細かな遺言のご相談にも対応しておりますので、詳細は当事務所までお気軽にご相談ください。